今日という日は、今日までただの祝日でした。
でも今日は敬老の日だと意識しました。
今日感じたセンチメンタルを忘れないうちに誰かに伝えたい。
だから今日は気の利いたジョークも写真もありません。
私は今まで敬老の日なんて特に何もしたことがありません。私の祖父母は健在です。しかし特に家に行くわけでもなく、プレゼントをするわけでもなく、まあ世の中みんな大したことはしていないだろうと思ってました。
しかし実は私の知らない長い年月、姉と妹はプレゼントを送り、また私の名前も連名として付け加えてくれていました。
その事実を知り、今年は嫁と息子と一緒に祖父母を訪ねました。
もちろん曾孫が来たら祖父母は大喜び、そして咲太郎と遊んでいるうれしそうな祖父母を客観的に見たときに、なんとも懐かしいような、切ない気持ちが湧き出てきました。
センチメンタル・・・今では一緒に住んでいないこの家に、私は生まれてから18歳までいました。
そして何故か昔の自分と咲太郎がダブって見えました。
小さい時は祖父母と一緒に寝てた畳の部屋。もちろん、障子や畳は張り替えらているが、昔から変わらない柱やお仏壇、私の成長を刻んだ柱もあります。
咲太郎を見ながら微笑む祖父母の眼差しは30年前に私に向けられていたものと何も変わってはいませんでした。いや今でも私にも向けられているのかもしれません。
そんな光景を見ながら今まで何もしていなかった自分が恥かしくなり、その場に居れずに、1人3階の部屋に向かいました。
そこは昔私の部屋でした。
今は使ってなく、綺麗に掃除してありました。
しかし沢山の私の思い出は残っていました。
見覚えのあるタンス、
見覚えのある時計、
見覚えのあるベッド。
そしてなんとなくベッドに横たわり天井を見上げました。
すると高校時代、熱狂していたあの子に再び出会ました。

み、み、
みさっちゃん
!?
・・・・・・・・・・・・・
そんな剥がれることのないポスターを見た私は今日も
センチメンタルカンガルー・・・